超人ロック 宇宙年表
西暦
- 2037年
- スカイリフト社、軌道エレベーター着工
- 2049年
- 軌道エレベーター、アンカー(洋上ベース)と衛星間にナノチューブ接続。運用実験開始。
反重力装置がエレベーターゴンドラの補助ドライバーとして使用される。
- 2050年
- C国、内乱鎮圧の名目で自国内に核弾頭を使用。
- 2184年
- ロンジット鉱発見される。
彗星核より発見されたこの金属の特性により反陽子(反物質反応)ジェネレーター及びエンジンの開発が進む。
- 2204年
- 超空間航法「HD(ハイパードライブ)」理論の完成
- 2211年
- 超空間航法「HD」ユニット実用試作機成功を収める。
同機に搭載された超空間通信システムも正常に機能し十数光年離れた恒星の姿を初めてリアルタイムで受像
- 2247年
- 太陽系内惑星開発ほぼ完了する。
- 2260年
- 太陽系連合結成
- 2265年
- 太陽系外植民惑星の調査・開発に着手(インフィニット計画の始動)
宇宙歴元年以降
- 0001年
- 近恒星に有人調査船「インフィニット1」派遣。これを記念し宇宙歴に変更
- 0023年
- 植民適合惑星ロンウォール発見歴史上初の(無改造で)即植民可能な惑星であり、調査船設計者で、プロジェクト総責任者のケント・ロンウォール氏の名を取り「ロンウォール」と命名
- 0062年
- ロンウォールへ入植開始第一期として48万人が入植
- 0087年
- 植民惑星5つとなる
0100年代
- 0100年
- 太陽系連合宇宙軍結成太陽系内惑星それぞれの衛星に基地を建設。月のアルテミス基地を艦隊本部とし、戦艦、巡洋艦等200隻を配備
- 0138年
- 「ロンウォール」で大規模なプラント建設開始グレース博士、「レムス」の実験開始
- 0140年
- 小型で高性能、高効率の重力制御装置の開発により大気圏再突入可能な宇宙船実用化になる。これにより惑星内にも宇宙船基地が建設される。
宇宙軍艦隊本部を地球に移転
- 0143年
- 連邦軍「サイバー計画」を採用(サイバーとは機械化骨格と生体組織を電子回路によって制御する結合体の総称で、その能力は人間の数十倍を発揮)
- 0144年
- 一部のサイバーによる反乱事件発生。軍の重要施設の破壊。宇宙戦艦の強奪等、これを鎮圧するため地球方面軍が全軍出動。反乱を起こしたサイバーを掃討する。この「サイバー・ジェノサイド事件」により計画は一時中断する。
- 0147年
- ジュリアス・フレイ、ロンウォールに渡る。
- 0148年
- 「サイバー禁止法案」可決される。連合評議会は生体とコンピューターのリンクは不可能と判断。サイバーは全面禁止となる。
- 植民惑星8つになる。
- 0155年
- 地球圏では、人口増加が深刻な問題になり、それぞれの植民惑星に年間三百万人の移民受け入れを強制。
この過剰な移民政策に対する植民惑星の不満の高まりが表面化。移民政策に対するテロが多発。ジュリアス、革命運動に加わる。
- 0162年
- 植民惑星「ロンウォール」にて独立革命戦争勃発。太陽系連合軍が介入するに至るも、結局は地球政府が折れる形で革命評議会と正式な会議がもたれる。初代革命評議会議長にジュリアス・フレイ。
- 0163年
- 惑星「ロンウォール」独立初代評議会議長ジュリアス・フレイの急死により、アルフレット・クラウスが後任となる。
移民受け入れ用コールド・スリープ施設が相次いで破壊され、未解凍の移民者3万人が犠牲になる。
- 0164年
- 惑星「トア」発見。植民惑星9つとなる。これにより過剰移民問題に一応の解決をみる。ロンウォール政府初代首相にエンリコ・フランが就任。
独立後の混乱に終止符が打たれ、政情が安定に向かう。
- 0166年
- 惑星「セレン」独立
- 0173年
- 航法コンピュータのリンク不良から行方不明になる移民船が多数でる
- 0180年
- 漂流した植民船が惑星「ラフノール」に漂着
0200年代
- 0210年
- ロンウォール政府「銀河連邦」を提唱
- 0219年
- 太陽系と8つの恒星系により銀河連邦結成。植民惑星25になる。
- 0223年
- 連合宇宙軍の再編が終了し、銀河連邦宇宙軍として正式に発足
- 0241年
- 辺境の植民惑星「ディナール」にて、皇帝レイザークの連邦政府に対する独立宣言と宣戦布告「ディナール戦争」勃発。人類初の恒星間全面戦争
- 0245年
- 「ディナール戦争」終結
- 0246年
- 連邦軍情報部、本格的なESP研究を開始
- 0249年
- ESPバリア開発
- 0250年
- 宇宙海賊が横行するようになり問題になる。その多くがディナール戦争当時の元軍人によるもの
- 0257年
- 惑星「ディナール」独立。首都を連邦軍提督(故人)の名をとってミゴール・シティと命名
- 0260年
- バレンシュタイン准将、連邦軍情報局長官に就任。連邦上層部の抜本的改革に着手。この政策が成功を収め、異例の長期政権に入る。
- 0284年
- 民間企業レベルでのESP研究盛んになる。レディ・カーン、ロックと接触
- 0287年
- 惑星「マイア」において資源の採掘権を巡る内紛。都市が2つ失われる。
- 0291年
- 連邦軍エスパーの導入に踏みきる
0300年代
- 0301年
- 連邦軍情報局長官に歴代最年少でリュウ・ヤマキ(当時28歳)が就任カーン財団の銀河系制覇計画発動される(ミレニアム計画)。財団によって教育、洗脳されたエスパーが多数実践投入され、連邦のメイン・コンピューター及び軍事施設が壊滅的被害をうける。
- 0303年
- 連邦軍ウインストン・ハシェック中佐による反乱事件。この反乱で恒星活性弾が使用され、「SKG78」恒星系に甚大な被害がでる。
- 0304年
- ケンとハルナ生まれる。
- 0315年
- ロード・レオン生まれる。
- 0321年
- ヤマキ長官子息誘拐事件
- 0322年
- 「ミレニアム計画」残党による、惑星「アルマ」乗っ取り計画発覚。惑星「アルマ」は巨大推進装置によって一時公転軌道を逸脱するが、事なきを得る。
- 0324年
- グレート・ジョーグ、惑星「エンテローベ」にてレオンの両親を殺害。ロンジット鉱山の採掘権を奪う。
- 0326年
- 宇宙海賊「トワイライト・ウォリアーズ」、連邦軍秘密兵器「ニケMKIV」を強奪、これを使い連邦を脅迫
- 0331年
- 大規模なインフレ起こる。
- 0336年
- 一海賊によって、星間企業体が衰退に追い込まれるという異常事態が起こる。
- 0339年
- フローラ・レイン事故死
- 0356年
- 宇宙海賊に対する取り締まり強化。特にエスパーによる犯罪を 取り締まるべく「E部隊」(連邦軍のエスパー部隊)を組織。この任に当たる。
- 0363年
- 連邦政府、新世代コンピューターを中央行政に導入。そのハード的性能もさることながら、画期的OSを搭載。システムの総称として「エレナ」と名付けられる。
- 0372年
- ロストコロニー「ラフノール」祭司長グルンベルク、交易による利益独占をはかり、ロドス王に対するクーデターを実行。ニア姫は連邦領内に逃亡
- 0375年
- 連邦中央行政コンピューター「エレナ」によるエスパー消去計画が秘密裏に実行される。対外的名目は「D戦」(恒星間全面戦争)を想定しての演習と発表されていた。しかし、エスパーの反撃で「エレナ」は破壊され計画は失敗に終わる。なお、担当主任技師は行方不明、修復は不可能。記録も抹消された。
- 0376年
- 「エレナ」のバックアップ・プログラムがハッカーによって立ち上げられる。その際、全連邦のネットワークに侵入。軍の自由軌道要塞が盗まれ、艦隊一個師団が損害を受ける。
未登録惑星との密貿易が盛んになる。
貴金属、麻薬等が大量に流入し、社会的問題になる。
- 0377年
- 惑星「オプタ」で宇宙船事故。首都が消失する。ESPジャマー開発される。
- 0379年
- 未登録惑星からのエスパー大量流入。流出元の惑星「ラフノール」は発見されるが、その直後エネルギー吸収体に覆われ、接触不可能になる。
- 0380年
- 遺伝子操作技術、一部合法化される。先天的ハンディキャップ克服のためだけに限定使用が許された。
0400年代
- 0421年
- 艦隊組織の海賊「エネセス」出現。連邦政府、星間企業ともに被害を受け、工作員を次々送り込むも失敗。「エネセス」はこの後30年近くも猛威を振るう事になる。
- 0429年
- 連邦軍情報部員アモン、「エネセス」に潜入
- 0447年
- 恒星間規模の麻薬シンジケートが横行する。大きな組織になると内部に麻薬生成工場を作った自由軌道要塞を使う者まで現れた。
- 0450年
- 最大の麻薬シンジケート「アーメット」一味一斉検挙される。
- 0451年
- 「エネセス」壊滅作戦決行される。義族的側面を持っていた「エネセス」だが、ここに来て凶悪化、分裂が進み、事態を重く見た連邦軍は総力を挙げて「エネセス」を壊滅に追い込む事に成功する。
- 0455年
- 連邦軍の装備の充実、エスパー部隊が着実に成果を上げ始め、宇宙海賊は激減していく。連邦軍はエスパーの増員を図ると共に、対ESP兵器開発にも力を入れる。「モジュレーション・ジャマー」「プルーブ」(針とも呼ばれるESP拘束具)新手の海賊出現。連邦軍を翻弄するその手口から「幽霊海賊船」として恐れられる。
- 0459年
- 87年にも渡って接触を断っていた、惑星「ラフノール」が出現。連邦との国交成立。この「ラフノール」出現の際、連邦軍艦隊が「幽霊海賊船団」を捕捉。殲滅に成功する。
- 0464年
- 惑星「オプタ」において「人工エスパー」事件発生。「疑似ESP波発生装置」を使用した犯罪で、事態を重く見た連邦軍は惑星ごとの消去も考えていた。事件後「疑似ESP波発生装置」の基礎理論を流用した「ESP中和フィールド」が開発される。
- 0467年
- 辺境惑星「テネロ」でクローンの実験が行われる。この実験にはエスパーの細胞が使用された。宇宙船「ヴェガ」爆破事件
- 0468年
- カルト教団「インナー・クロス」による宇宙船爆破テロが社会問題になる。独立惑星68になる。植民惑星開発が飽和状態の中、独立を希望する「スタルカ」「オスタ」「セルラV」「モンド」4つの開拓惑星が連邦と緊張関係になり、独自に軍備を増強する。
- 0472年
- 汎銀河戦争勃発4つの開拓惑星と連邦の抗争に端を発した人類史上未曾有の混乱状態に陥る。この際に開拓惑星側は、連邦の重要拠点惑星に対して「ジオイド弾」(亜空間フィールドを装備した惑星破壊兵器)を使用。
- 主要惑星12が失われる。
- この混乱を先導し、開拓惑星側に「ジオイド弾」を譲渡したのは「インナー・クロス」とされる。
- 銀河連邦の崩壊
- 0474年
- 銀河系各地で戦争状態が続く。また惑星「ファーゴ」を中心とした「星間共和国」(事実上、帝国の母体)や「スタルカ連邦」等の連合が作られ、戦闘が激化する。惑星間の紛争に乗じて宇宙海賊横行。連邦軍は既に機能せず、宇宙商社UAIの陰謀などもあり旧連邦領内の混乱を増すナガト、惑星「ファーゴ」でライガー教授の遺産である巨大コンピューター「ライガー1」入手。惑星「ファーゴ」の支配掌握後、多くの近隣惑星を加え「星間共和国」を建国。エスパー部隊を組織し、戦争終結に向け行動を開始する。
- 0481年
- UAI社長オクタヴィアス暗殺。これによりUAIの政治的影響力は低下なお、この汎銀河戦争は18年近く続く事になる。
- 0483年
- ナガト、クローン研究を開始
- 0496年
- 惑星「マイノック」でオベルのクーデター発生大統領ドメニコ将軍暗殺惑星「フレン」に「ソート軍」侵攻
- タガ、戦闘で記憶喪失になる。
- 0497年
- 銀河帝国設立初代皇帝ナガト帝国は首都惑星「ファーゴ」を中心とした最大の勢力になる。帝国の出現で汎銀河戦争は表面上終結したが、周囲の惑星との紛争や領内の混乱もあり、情勢は安定しなかった。
- 0499年
- オベル、最終活動拠点「ソート」が陥落し、反乱は失敗に終わる。オベルは逃亡。「マイノック」「アイラ」「ソート」「フレン」の旧植民惑星でマイノック公国を建国。帝国に次ぐ勢力になる。
0500年代
- 0500年
- 海賊が多数現れる。戦争が膠着状態になったため、元軍人が次々と海賊に身を転じた。
- 0508年
- 帝国内で「テネロ」での実験データを基にクローンの研究が進められる。しかし、開発は難航を極める。特に素材としてエスパー以外での成功例が無く、寿命も30〜40年と完璧なクローンは培養出来ていない。帝国軍は機密保持のため「テネロ」のコンピューターを完全破壊
- 0518年
- 銀河皇帝ナガト暗殺される。暗殺に使用された「エスパー・コントローラー」(睡眠中、もしくは無意識下のエスパーを人工ESP波で操る装置。ESP中和フィールドより派生した技術)は、事件後全て押収され、設計データと共に消去された。第2代皇帝にナガトの長男、アルマ即位
- 0520年
- 皇帝アルマの異母姉トレス、摂政となり国政を安定化。マイノック公国との国交を樹立。同時に皇弟セテとマイノック皇女レティシアの婚姻成立帝室の外戚、ロドルフ・オーリックのクーデター未遂
- 皇帝アルマ、トレスに譲位
- 0521年
- マイノック公国領内「ソート」でオベル大佐によるクーデター発生。レティシアの誘拐、セテへ仕掛けられたテロの中、マイノック公憤死。娘婿セテ、公位継承する。
- マイノック領内にて初代皇帝ナガト発見される。
- 暗殺された者はクローンと判明
- 0525年
- エリック・コンバーター開発される。このコンバーターは宇宙船の転換炉を惑星上で使用可能にする画期的発明。最終実験段階において海賊に略奪されるも、後にデータが流出。0540年に実用化
- 0547年
- 帝国でクーデターが発生。「若返り」プログラムに仕掛けられたバグにより、トレス帝が一時意識不明になる。「ライガー1」にもウィルスが投入されるが、回復したトレス帝によって事なきを得る。
- カール・オーリック、皇位を継承。以降カル・ダームと名乗る。
0600年代
- 0633年
- 帝国からの独立を宣言した惑星「ニルダム」に対して大虐殺船(ジェノサイド・シップ)が使用される。カル・ダーム、「ライガー1」の運用を巡りトレス前帝と対立。トレスは薬物を打たれ凍結状態にされる。その後、冷凍状態のトレスは甥のフラク・フロニ(マイノック家、レティシアとセテの息子)によって帝国領の外へ連れ出され、消息不明になる。
- 0677年
- 帝国軍エスパー部隊による反乱分子殲滅作戦が展開される。指揮を執ったブリアン・ド・ラージュは功績を高く評価される。対ESP装備の開発が進む。これにより帝国軍は反乱分子のエスパーに対して圧倒的優位を保つ事になる。帝国第6代皇帝にカル・ダームII世即位
- 0689年
- 帝国情報部による旧連邦時代のテクノロジーデータ収集が難航。帝国は繁栄を見せながらも、技術力の停滞がこの頃から認められている。また、強硬な政治手段が帝国領内でも不満を募らす原因になる。
0700年代
- 0700年
- カル・ダームII世、秘密裏に「大地の歌」計画を開始。銀河コンピューター「ライガー1」への依存を減らし、主導権を取り戻す為の研究所を「地球」に設立
- 0724年
- ネオ・ラフノール率いる反乱軍、「ライガー1」破壊計画失敗。反乱軍の使用した兵器は旧連邦のテクノロジーを応用した物だった。各地で反帝国意識高まる。「セレン」の教会「闇の僧院」建設
- 0738年
- ブリアン・ド・ラージュ、帝国第1大臣に就任
- 0748年
- レナー父娘、ゲオルグに襲撃される。
- 0755年
- バーノール公、帝国の宰相となる。
- 0762年
- カル・ダームII世、息子のアープ(後のIII世)に帝位を譲る。この頃から惑星開拓が盛んになり、帝国は黄金期を迎える。
- 0763年
- 閉鎖されていたカル・ダームII世の研究所(大地の歌=SONG OF EARTH)の元スタッフたちが、地球を中心とした太陽系星域に反帝国組織SOEを結成
- 0777年
- 謎の海賊船出現。その生体宇宙船の主幹部には元皇帝トレスが取り込まれていた。
0800年代
- 0822年
- カル・ダームIII世失踪。IV世への謎の交代劇
- 0831年
- 帝国の国力衰退が進行。それにより帝国内部の歪みが浮かび上がる。
- 0857年
- 「闇の僧院」廃墟になる。
- 0860年
- SOE勢力広がる。
- 0876年
- 第2銀河コンピューター、惑星「ドラム」に建設開始
- 0886年
- 第2銀河コンピューター中枢部起動。自己増殖ならびに「書を守る者」計画の発動。この頃より植民開拓活動が停滞し、帝国の衰退が始まる。
- 0891年
- ロック、ナミーと接触。これ以降徐々にロックの超能力に変調が起こりはじめる。
0900年代
- 0918年
- 4惑星同盟、帝国より独立ロックのサイコブラスト激化帝国、SOE、に次ぐ第3勢力の出現
- 0924年
- 4星系連合のコンピューター中枢ネットワークデータが海賊「ダーク・ライオン」に奪われる。これが元で4星系連合は帝国の支配下に戻ることになる。帝国の情勢不安からか、狂信的な新興宗教団体の活動がエスカレートし、社会問題になる。新興宗教団体「ウダク教」教徒、惑星「スダク」にて集団自殺
- 0927年
- 反帝国の新勢力が辺境惑星を中心に次々に出現。そのうちのひとつ「黄金の牙」が帝国軍と武力衝突を起こす。帝国軍は、エスパーの脳を培養し、コンピューターに埋め込んだ対エスパー戦闘艦を実践投入。「黄金の牙」を壊滅に追い込む。
- 0930年
- 反帝国統合軍による帝国領内ヘの侵攻。帝都惑星「ファーゴ」近くまで迫るが、戦闘は膠着状態になり沈静化に向かう。
- 0932年
- 多量のロンジット鉱を産出する辺境の惑星「ヨルドウ」、魔法士(エスパー)を使い、帝国に対して偽情報を送り、反逆を企む。
- 0935年
- 帝国は第2銀河コンピューター「ドラム」を完成。しかし、起動と同時に第1コンピューター「ライガー1」と戦闘を開始。銀河中のコンピューター・ネットワークは寸断され、パニック状態に陥る。2つの惑星大コンピューターは互いに衝突し消滅
- 0940年
- 帝国の崩壊
- 0944年
- SOEを母体とする「新銀河連邦」設立。「地球」を中心とし21の恒星系が加盟しかし、連邦の力はまだ弱く、治安が悪かった。辺境や旧帝国領では混乱が続き、宇宙海賊が横行した。連邦はこれに対し軍の増強に努めた。アルフレッド・トラビス、「フレック」のマトリクスを自分に移す実験を実行
- 0966年
- 旧連邦のテクノロジーを搭載した海賊船団「闇の王」出没。次第にその勢力を広める。
- 0971年
- 連邦軍エスパー部隊によって「闇の王」を壊滅に追い込む。新銀河連邦加盟惑星100を超える。
- 0985年
- クリストフ・アシダ、ブラスタージャック・ハルの名を継ぐ。
- 0987年
- 連邦による惑星開発・植民が盛んに行われる。
- 0993年
- 宗教団体「ヌーム教」による無差別テロで連邦内がパニック状態になる。「ヌーム教」は自らの聖地である惑星「パドマ」を破壊し消滅する。殉教の名の下に数億人の犠牲者を出す。
- 0998年
- 武器商人ゾーバー、惑星「コンセルバ」で内乱を画策するが失敗に終わる。
1000年代
- 1010年
- 連邦内の情勢安定化が進められる。全恒星系が銀河連邦に加入もしくは同盟を結び、事実上連邦主導の体制になる。一方では、情勢の安定化に反発感を持つ武器商人、傭兵、テロリスト等が反連邦的な活動をする傾向が強くなり、辺境を中心に小競り合い、利権を巡る紛争等が各地で起こる。
- 1016年
- 紛争星域を平和親善公演中の歌手オリガ・ペテルセン、宇宙船事故に遭い死亡
- 1026年
- 強奪され行方不明になっていた高速輸送船「ゼリメド」が連邦軍に回収される。これにより文化的遺産が各惑星に無事返還される。
- 1028年
- 「オルデン義勇軍」のフリゲート艦艦長ハインズマン、「ウド」との交戦中に消息を絶つ。ウェンディ・クランベール提督が発見した惑星「クランベール」を開発中、「豆の木」と呼ばれる原始的な知的生命体と遭遇
- 1037年
- 連邦発展の歪みとして、主要惑星の都市部がスラム化する兆候が現れる。これにより、新種の麻薬類が蔓延し問題になる。
- 1045年
- 麻薬の利権争いによる星間紛争、内乱等が起こる。
- 1060年
- 惑星「プラタ」に麻薬商人パパ・ラス現れる。
- 1066年
- 麻薬「ソーマ」を使い、多くの惑星を牛耳っていた最大の麻薬組織アフラ。その麻薬精製工場を発見。連邦軍はこれを破壊。麻薬紛争地帯であった惑星「トロデフ」に暫定惑星政府発足
- 1073年
- フリードリヒ・ラウ博士によってクローン技術の実験が行われる。しかし、研究所が破壊されデータは失われる。
- 1082年
- 連邦政府ISC(独立星間コマンド)設立
1100年代
- 1102年
- ユージン・バーダル博士、ファン・エステベス博士親子、ゴダン・コーポレイトの研究所から失踪
- 1107年
- クラウス・ハンザ博士、シルバーク財団の研究所ごと消失。博士は珪素系代謝生物(生きている岩)の未知のエネルギー(第三波動)を研究していた。
- 1108年
- 宇宙海賊「ニムバス」、「生きている岩」を使い、光速で膨張する異空間を出現させ1恒星系を飲み込む。その際、ISC艦隊が壊滅的打撃を受ける。ハンザ博士等、救出に成功
異空間は消滅させる事に成功するが、キャプテン・ニムバスは消息不明に。
ハンザ博士、第三波動で作り出す「門」(ゲート)による「超空間ハイウェイ」構想立案
- 1112年
- ゲート発生装置の実験急ピッチで進む。銀河帝国初代皇帝ナガトのクローン、ヤマト。オメガ(ニムバス)によって蘇生
異空間が再び出現
ISC特別編成部隊を編成。異空間とオメガ消滅に成功
ISCアイザック長官退任。後任はニエミネン大佐
- 1125年
- Σ(シグマ)セクション発足
- 1133年
- 「門」(ゲート)の運用実験開始
- 1146年
- ゲート内で初の海賊行為が発生。「生きている岩」を使用してのもの
- 1149年
- エスパー専用艦「ダリウス」就航
1200年代
- 1246年
- 辺境の惑星「ユーノ」にてエスパーの不審死相次ぐ。マイダス・グループ「ラムタラ」(ESPセンサー付き極小の反物質爆弾)によってエスパー虐殺を企む。